セッション実践

本日のセッション実践

目的
フルマラソン3時間半切りを達成したい!
右ひざ外側痛を改善して、もっと楽に走れるようにしたい。

メニュー内容
・立位で脚踏み 膝屈曲
・背臥位での触診 外側広筋、腸脛靭帯
・キネシオテーピング
・内側ハム 促通 脛骨外旋→内旋へ
・SQ 右ひざ痛チェックと右側大殿筋が使わせる
バイク 心配能力向上のため
・ペアスト 下肢

総評としては、評価がまだまだ足りていないと感じています。
膝の痛みの根本の原因がどこなのか評価せず、ただ単に痛みが発生する部位を触診して
ストレッチやテーピングで一時的に対処した形になっていました。

アライメントチェックを局所的に行うのではなく、
・全体を通して触診する
・視診する。
・片足立ちやしゃがみ込み動作などでの癖(足関節が回内する、ニーインするなど)
 
評価をすることで大殿筋が弱いのが原因なのか、足関節部分に原因があるとかわかります。
お客様に対しても根本の原因がどこかわからないでやっている時もあり、特に腰痛やひざ痛が苦手だと感じています。その評価を正確んいできるようにしたいです。

胸椎伸展エクササイズ

胸椎の後弯に対してのアプローチ

胸椎の後弯があり可動性がない人へのトレーニングを行ないました。お客様の多くは胸椎の可動性がない代わりに、腰椎で代償する事が多い。私自身もデッドリフトやスクワットでも腰椎で代償する事が多いと思います。

胸椎の可動性にはまず、
・可動性があるかないか(そもそも硬すぎて動かせないなど)
・胸椎をうまく動かせるかどうか(分離運動ができるか)
※分離運動とは、関節単体を動かす事です。意識して動かす訓練をする事で出来るようになっていきます。
胸椎後弯の人には、胸椎伸展を身体に覚え込ます必要があります。
可動性がない人に対してはポールを使用したりストレッチから入り、まず可動性を上げる
必要があり、パッシブ(他動的)には動くのに、アクティブ(自動的)動作では胸椎伸展できな
い場合は、パッシブで可動性を出すより。アクティブにより脳で身体の使い方を覚えさせる必要があります。

胸椎伸展動作をアクティブで覚え込ますには、

・(うつ伏せ)での胸椎伸展
 下部頸椎から上部胸椎~胸腰移行部まで順番に力が入る様に伸展します。ポイントとしては床に当たっているアバラに重心を置き、四肢の力を抜くことです。
NGパターン
腰椎での代償、殿筋に力が入る、胸椎伸展時に僧帽筋上部が緊張し、肩がすくむ、
首がこる

・仰向けでの胸椎伸展
 チンインをやる動作で、うつ伏せ同様上部胸椎~胸腰移行部まで力が入るように伸展します。うつ伏せと比べ、脊柱に張力が入らないので楽に出来るというものがあります。

うつ伏せで出来なければ仰向けでやらせ、ソラシックスエクステンションや蹲踞などをやってもう一度うつ伏せでやると胸椎伸展意識が出来ると感じました。
実際にやってみるといかに自分の動きが腰椎代償で動いているのか分かりました。
胸椎伸展のエクササイズを1時間行なうと、肩回りや首が楽になり、ベンチでも肩甲骨の下制内転がスムーズに出来る気がしました。

自分で実践しつつ、お客様に行って反応を見ていきます。

腰痛改善のための呼吸セミナーVOL⑤-1

腰痛改善のための呼吸セミナー

昨日は腰痛改善のための呼吸セミナー第5回目でした。
前回から赤ちゃんの動きというのは、筋肉の緊張がなくIAPが高まった状態で動くので身体に負担をかけない…
そのため生後3.5ヶ月~8ヶ月までの動きを取り入れて、呼吸をするとIAPを高められるようになってくるものでした。
通常肋骨というのは吸気時に外旋し呼気時に内旋しますがリブフレア、いわゆる肋骨が浮き出ている人は呼気時に内旋しにくいです。
そのため、まずは生後3.5ヶ月での背臥位でのポジションにする事で、左右の肋骨の動きの非対称性や呼吸の動きを観察できアプローチできます。
その状態でのIAPの入れ方については、まず背臥位で両脚を壁につけます。そのまま骨盤を後傾し、呼気時に肋骨を内旋するように意識付けます。
まずはこの矢状面上でのIAPを高める事で、伸展型や屈曲型の腰痛、例えば座位や立位、寝ている時など胸郭内が安定性を保つので腰痛が改善されるとのことです。

腰痛だけでなくリブフレアの改善にも良いとされているので、自分で実践しつつお客様におこない、反応を見てみます。頭や文章だけでなく自分自身の身体で体験する事もアウトプットです。

セッション改善 

セッション改善点

セッションの実践研修をしました。通しで行い自分の良かった点と悪かった点を評価しました。結果として私の中では評価や目標設定が全然できていないのが現状です。
目標設定はお客様に対しての要望に合わせてこちらから提案しなくてはいけません。その提案が不足しているのもあります。「これができるようになると、ここまでできるようになる」と話すことが重要です。目標設定を明確にするためにはお客様の評価が必要です。
評価がしっかりできることで、
強度設定
修正点
今後の方針
なぜこの種目をやるのか
サンドイッチやアドバイ
最終フィードバック
が的確にできるようになります。
評価を的確に行うためには、お客様の動作や癖を見逃さない目が大事です。私の場合だと一つの部分ばかりに気を取られて全体を見ることができていないと感じています。
また、動作の正しいフォームも自分自身身についていないエクササイズもあるので、そのため見つけられないというのがあります。
見る目を養うためには、ただ数をこなすのではなくどうやったらお客様がよくなるかを考えて集中する必要があります。じっくり見る能力がまだまだ足りないのでそこも磨いていきたいです。

頸椎のストレッチ実践

 

頸椎の椎骨は7個あります。第1頸椎である環椎と第2頸椎の軸椎の可動性がメインで頸椎を屈曲伸展させます。この屈曲伸展時に第1~第7頸椎と第1~第3胸椎までが連動して動きます。肩甲挙筋、頭板状筋、頚板状筋、胸鎖乳突筋の柔軟性がなくなると頸椎の可動性がなくなり、首を左右に振ったり伸展時に詰まるような感覚が出てきます。胸椎の伸展性を上げようとチンインをしてみて、首につまりが出たり、地面を後頭骨で押すのができない場合などは、頚椎周囲の筋肉を施術することで改善されやすくなります。いつも施術台で行っている首のストレッチをその場でやるのが良いです。ただやるのではなくその際には張りや硬さに左右差がないか動きのチェックなどをして見分けることもできます。
チンインで腰椎が過伸展す場合には、先ほどの頸椎の動きも関係しますが、下部胸椎の動きが関係します。下部胸椎は第7~第12まであり、この部分の可動性を上げるためには、下部肋骨の動きを出す必要があります。姿勢が崩れた状態でいると、肋間筋や腹直筋などが緊張し硬くなり、呼吸をしたときに下部肋骨は横に広がらず縦に広がります。その結果、アバラが浮き出たように見えたり、チンインしたときに胸椎伸展がうまくできず、腰椎の過伸展がでてきます。改善していくには呼吸や肋間筋や腹直筋の揉捏をして柔軟性を上げるひつようがあります。
そういった施術をエクササイズ間に取り入れて、違いを感じてもらうことでお客様はビックリしますし、より頼りにしてくれると思うので施術法など積極的に実践していきます。

強度設定をスピードで見極める

強度設定について

昨日は強度設定について実践練習をしました。以前は、女性のお客様に対しての強度設定がうまくできませんでした。特に強度が弱くなってしまう傾向がありました。
トレーニングをしている最中お客様のどこに注目するかというと、
・フォームが崩れていないか
・表情の変化
・呼吸の乱れ
・動作のスピード

より適切な強度設定でトレーニングするためにお客様の状態を確認することが大事ですが、
動作スピードによって何RMができるかを予測し、次のセットの重さを決めて行うことができればスムーズにセッションも行えます。
実践練習ということで、ベンチプレスで予測を立てておこまいましたが、自分が思っている以上に、挙がったり挙がらなかったりと予測が立てずらいことがわかりました。
表情に関しては、ポーカーフェイスの人もいればオーバーアクションの人もいるので、正直わかりずらいです。なので、エクササイズ中での動作スピードを視覚で覚えて染み込ませたいです。10発確実にできる重さではなくおそらくできないであろう重量でやるとわかりやすいと思います。常にこのスピードなら何RMで何%強度を意識します。

適応性

トレーニングへの適応

トレーニングには短期的適応と長期的適応というものがあります。短期的・長期的の両方ともトレーニングの原理原則に従うことによって適応性というものが得られます。
トレーニング原理は、漸進性の原理・可逆性の原理・過負荷の原理があります。これらの原理に従うことで身体はより強い強度に適応していきます。

短期的適応とは、トレーニング中や直後などトレーニング開始最初の2~3か月までは金筋肥大や筋力UPなどは起こりにくく、神経筋促通という神経に働きかけてより強い強度に適応することです。
短期的適応が起こると、筋タンパクの合成促進・体内のクレアチン量が増えるので、長期的にトレーニングをすると筋肥大や筋力が上がるといったものです。注意する点としては体内に水素イオン・無機リン酸・アンモニアが増え、トレーニング後に倦怠感や疲れが出るなどがあります。
長期的適応は、3か月以上トレーニングを続けていくことにより骨形成の促進が起こり骨粗しょう症の予防にもつながります。またインスリン感受性の向上により、糖質・脂質代謝が上がります。そのためより太りにくいカラダになります。
お客様に長く続けてもらうためには、長期に行うことのメリットを話すことが重要です。