脛腓関節のモビライゼーション

膝裏の痛み改善研修

昨日のお客様の膝裏痛み改善研修をおこないました。股関節内旋、脛骨外旋によりO脚気味のお客様に当てはまる事があります。
外ハム(大腿二頭筋)、膝窩筋、腓腹筋などの筋肉が緊張していたり、腸脛靭帯の緊張からくるものもあります。各筋肉にアプローチするのも一つの手ですが、もう一つの方法としてはモビリゼーションがあります。
膝裏の痛みや違和感を改善するモビリゼーションとして、うつ伏せ姿勢での脛骨内旋モビリゼーション、そして本日おこなった脛腓関節のモビリゼーションをおこないました。
脛腓関節は、膝関節の屈曲伸展、足関節の底屈背屈時に動きます。しゃがみ込み動作での膝関節屈曲・足関節背屈時には腓骨頭が前方移動(約1㎜)する事でスムーズにしゃがんだりする事が出来ます。

脛腓関節の動きをチェックするため
・しゃがみ込みで左右に揺れてもらう。どちらかしゃがみづらかったり、体重が掛けずらい
 かを感じてもらう。
・仰向けになる。膝関節を内旋させ腓骨頭を掴み上下に動かしてみる。(約1㎜位の動き)左右両方ともチェックし、どちらが動きにくいか確認する。
上方に動く感じがなければ、そのままモビリゼーションしていく。
・もう一つのやり方は、ランジの態勢になり腓骨頭を手でひっかけながら膝を曲げ伸ばししてもらう。特に股関節内旋気味になる事が多かったり、お尻が左右にぶれていたりする事があるので、つま先・膝・お尻は真っすぐにして曲げ伸ばしする。

1㎜の動きなので、関節が動いているのか分かりづらいです。皮膚の遊びを取らないと動い
ているような感覚に感じたりします。スクワットなどでニーインする人はたくさんいます
、O脚の人もたくさんいます。実践する人は多くいるので忘れないようにストレッチもアウ
トプットをしていきます。