インストラクション① コーチング

インストラクション① コーチング研修

本日は、インストラクション研修①コーチングをおこないました。
まずコーチングには3つの重要事項があります。
・なぜこの種目をやるのか
・何のためにやるのか、何が得られるのか。
・どのようにやるのか。

一つの筋肉に対してさまざまなトレーニング方法があります。その中でなぜこの種目をやるのか簡潔に話さないといけません。そのトレーニングをする事で、結果何が得られるのか、つまりメリットを説明できないといけません。なのでカウンセリング時にお客様はどの部分を気にしているのか、痩せたいのか太くしたいのかをヒアリングしないといけません。
実践する際にはどのようにやるかを分かりやすく話す必要があります。
そのためコーチングにはキューイング・表現・抑揚・ビジュアル・タイミングのスキルが非常に大切になります。
キューイングには以下の3つが挙げられます。
・イニシャルキュー(セットアップ・基本動作・安全管理)
・フォローアップキュー(フォーム修正・フィーリング)
           フィーリング→お客様に伝わるように話す。
・モチベーショナルキュー(煽り・鼓舞・集中)
どれも重要なのですが、特にイニシャルキューがしっかり出来ていないと怪我のリスクが高くなります。一番恐れなくてはいけないのは、お客様の身体に怪我をさせることだと思っています。バーベルなどの器具を扱う以上は、危険がある事を常に意識しなくてはいけません。

本日はスクワット・ベンチプレスのコーチング指導をおこないました。
スクワットでのコーチン
・イニシャルキュー→基本動作長い
・フォローアップ→弱弱しい
・モチベーショナルキュー→煽り、鼓舞のバリエーションが少ない
・ビジュアル→動作が小さい、音、目線を使えていない
・目標㎏数の設定を言っていない→~kgできるとヒップアップして、~さんみたいな身体
                になります!など
・自分自身のSQフォームが悪い。
・基本動作の説明が長い

ベンチプレスのコーチン
・修正が遅い
・煽り、鼓舞がワンパターン
・種目の目標設定
・安全管理
・基本動作の説明が長い
・BPのフォームが悪い


スクワット・ベンチプレスともに、
・基本動作が長い→基本動作についての注意点が2~3つ位説明していました。お客様はそこまで覚えられないのでまずは1つに絞って、やっている最中に、指示出しをしていきたいと思います。

・ビジュアルが弱い→ビジュアルは手・目線・顔・脚・腕・アングル・大きさ等を使って修正をおこなっていきます。ただインターバル間・エクササイズ間によって使い分けが重要だと気づかされました。
まずエクササイズ中には、一番重要な面を観察しないといけません。スクワットであれば、矢状面上でのしゃがみ込みの深さです
インターバル間ではお客様に見やすいように自分の位置を変えたり鏡を使い、お客様にフォーム修正を施します。
インターバル間では目線や顔を、手足で説明して理解して貰えますが、エクササイズ中ではその種目をこなすのにお客様は精一杯で見ている余裕は殆どありません。
有効なのは、腕をダイナミックにそして大きな声を使うことで、反応し修正が行われます。

・煽り・鼓舞がワンパターン→スクワット・ベンチプレスだけではなく、他の種目でもバリエーションが少ないです。ベンチプレスの場合だと、「胸張って!肩下げて!」や「挙げろ」の連呼などに偏ってしまいがちです。
例えば、「挙げろ」の代わりに「力込めて」・「爆発させろ」など飽きないような、そしてやる気が出る言葉を発っする必要があります。
そういったバリエーション=ネタが前々から増えていない事が問題だと気づきましたので、
代わりになる言葉や、やる気が出そうな言葉を増やしていくようにします。