評価・プログラム・実技① メジャリング測定

昨日は評価・プログラム・実技1回目をおこないました。
お客様のニーズは色々あり、ダイエット・姿勢改善・バルクアップなどありますが、
特に女性や男性問わず「ダイエット」目的で来られる方が多いかと思います。
ダイエット=脂肪が多い状態
ダイエットにはこの脂肪の量を減らす必要があります。それを明確化するためのツールとして、インボディ・キャリパー・メジャリングがあります。

インボディは現在の体重・BMI・筋肉量・体脂肪率基礎代謝を測定するものです。お客様がよく気にされるのが体重ですが、そこよりも筋肉量・体脂肪率にフォーカスして話した方がトレーニング大切さを認識してくれると思います。
例えば筋肉量が多ければ多いほどこの基礎代謝量が多くなるので、脂肪が燃えやすく痩せやすい身体にずっとなるんですよ。だから筋トレをして筋肉をつけた方が、太らない身体になるんです。と伝えやすいかと思います。
あとは性別・年代別の体脂肪平均値表を見せてあげること、体脂肪をこの位落としたらざっと何kg体重が減るかをその場で伝えられると良いです。
ちなみにLBM量と筋肉量の違いですが、筋肉量は体重対して筋肉がどのくらいあるのかとういうことです。LBM量は筋肉・骨・内臓の量です。筋肉量が増えると内臓も大きくなります。内臓が大きくなる分そこに対して動かすエネルギーも大きくなるので、必然的に基礎代謝があがっていきます。
キャリパーは身体の各部位に対しての皮下脂肪を測定し、メジャリングは脂肪・骨・筋肉を含めた対象部位の周囲を測定します。
この二つをやる事により、脂肪がどのくらい減り、部位の周囲が細くなったのか・太くなったのかを知れ数値化できます。
上記のキャリパー・メジャリングにとって必要なのは再現性です。初回体験時測定した箇所を1ヶ月後などに同じ箇所・服装・時間で測れるかです。同じように出来なければ誤差が生まれます。以上に細くなったり・太くなったりと測定の意味が無くなってしまいます。
服の上から測ると2㎝程の厚みが出たりします。

昨日はメジャリング測定をおこないました。ポイントとして
・衣服をめくれる所はめくってもらう。(誤差防止。2㎝程の厚みが出るため)
・測る部位に対して水平である事(床に対して水平だと斜めになり、太く計測される)
・緩めすぎない、キツく縛り過ぎない(程よいチカラ加減で)
・対象部位に力が入っていないか、体重のかけ具合
・リラックス、脱力させる(深呼吸など)

上記の5項目が誤差を少なくしてくれるポイントです。
実際に各箇所をメジャリングしましたが、誤差が出てしまいました。
なぜ誤差が出てしまうのか?上記のポイント以外にも
・対象部位に対して目線が同じなのか?
・起点となる箇所から~cm上を測れているのか?
・メジャーを回したときに見えない所がずれていないか?

この3点も1回やるたびにずれていたと思います。また対象部位の変化に気づかないというのがズレの原因であります。
ウエスト周囲であれば、お腹をへっこませていないか?反り腰になっていないか?
ふくらはぎであれば、片足に体重が乗っていないか?つま先立ちになっていないか?
と見極めなくてはいけません。そこが出来ていない所だと思います。

モニターさんの記録用紙を見てみると、日付・起点から~㎝・目標値が記載していないので、まったくもって正確な数値ではないです。
起点となる所を記録して記入する、そして正確に測るためには何度も練習するしかないと思います。正確に測るだけでなく、スピーディに出来れば時間短縮にもなり、お客様からも心配されずに済み、信頼度が増すと思います
ダイエットやバルクアップで来られているモニターさんがいるので協力してもらうようにします。