インストラクション・スクワット研修

インストラクション・スクワット研修

昨日は、インストラクション・スクワットの研修をおこないました。トレーニング種目の中で特にスクワットが、教えずらかったです。
ヒップアップをしたいお客様に向けてなぜスクワットをするのかを伝える練習をしましたが、私の癖としては、ヒップアップをするためにはスクワットをします。なぜなら…という言い方が多く、長くなりがちです。そのため、「スクワットをおこなうとヒップアップ出来て、履けなかったズボンがはけるようになるんですよ、履いてオシャレなカフェとか行きたくないですか?」などとお客様の欲求を煽る様な話し方を練習しました。
欲求を語る事で、そのトレーニングに集中しやる意味も理解してくれます。
お客様への見本の見せ方もまだまだで、正面や鏡越しなので分ってもらえない原因です。
お客様が分かりやすいアングルでおこなうことが重要なのです。

特に苦手だったのが、ニーインしていて指摘しても改善されなかったりすると、やりづらく感じてました。そういった人たちにどういった段階でまずニーインしないようにエクササイズをするかをおこないました。
ニーインする場合、筋膜張筋や中殿筋前部、もしくは腓腹筋などの原因があります。そしてお尻の筋肉、大殿筋や深層外旋六筋などが使えていない可能性もあります。
まずは、カエルスクワットで、股関節を外旋させる動きをやりました。このNGパターンは親指が離れる事です。そこを意識させ、外旋させた時にお尻の下の方に使ってる感覚があればOKです。外旋させた時に拳4つ分開くのが正常です。
どうしても親指が浮く場合は、足底部の立方骨が下方にずれている事も考えられるため、タイガーテールやゴルフボールでのしゃがみ込みを行います。これのNGパターンはつま先に重心が乗る事、内股になる事です。
これで再びスクワットをし、これでも股関節が外旋できない場合は、筋膜張筋のセルフストレッチでスパイダーを処方してみます。
スパイダーのNGパターンは、お尻を後ろに下げた時に股関節が内旋する事、そしてお尻が左右に動いてしまうのが良くないです。前後に動かすのがポイントです。

早速、昨日のセッションで実践をしていました。効果としてはニーインが少し改善されました。スパイダーに関して、私自身が苦手なのでそこをうまくできるようにしていけば、お客様のニーインも改善されていくと思っています。