本日の研修

本日の研修


最初1時間は解剖学機能テストを行いました。まだ全てを覚えきれていなく、また瞬時に各筋肉の機能が出てきませんでした。

その後内股と怒り肩の原因追求として、内股であれば屈曲筋群・内旋筋群・内転筋群が過度に緊張、弱くなっている筋肉(伸展・外旋・外転筋群)はトレーニングするかたちで、より原因を追究するための推測方法を勉強しました。
1つ症状の原因を追究するので、相当な時間がかかってしまい、それはやはり筋肉ごとの機能が素早くでて来ないのがいけないと思いました。

0ストレッチの上肢を通しで行いました。
肩関節の機能評価を行い、
肩甲上腕リズムの確認では腕を持つ場所の修正(手首ではなく橈尺関節付近)、腰椎伸展のカウンターモーションでは横突起部を母指で押さえながら行いました。
大胸筋のコンプレッションでは、鎖骨内側~胸骨にかけて行っていき、上腕骨大結節を母指で抑えながら、上腕骨を牽引しながら伸展させました。

肩甲骨内側縁~上角までリリース練習をしました。前回は内側縁下部を行いましたが、今回は角度を変えて上部の上角まで行いました。

本日おこなってみて、何度やっても母指が肩甲骨の内側縁に入りこむことができませんでした。
その原因としては、
母指の腹の部分に十分にチカラが伝わっていないのがありました。
まず姿勢の部分では、肩甲骨内側縁より自分の肘の位置が高いため、足(内転筋群使います)で体重を掛けても、下方向にかかってしまい入れ込めませんでした。
もう一つは母指の中手指節関節が屈曲してしまい、母指の腹までしっかり伝わらないのがありました。
母指をしっかり固定させるためには、
母指球筋(短母指外転筋、母指対立筋・短母指屈筋・母指内転筋)を鍛える必要があります。
なので、指立て伏せ…こちらを毎日行ないます。

この0ストレッチに関しても、機能解剖学が全て分かっていれば、最短で原因である筋肉にたどり着くことができます。また、トレーニング中でもストレッチ台に乗せずに、その場でピンポイント施術ができれば、トレーニングでの動きの違いがお客様もわかり
信頼も増します。

逆にできないと、ただやるだけになってしまい、原因追求ができません。効いているのか効いていないのかわからないかと思います。

ストレッチ・トレーニングを行うにあたり、機能解剖学は全て覚えて答えられるようにしていきます。