スクワット間違いフォーム 代表例

スクワットの間違いフォームについて

スクワットをやる上で、間違いのフォームについて代表的な例を書いていきたいと思います。

スクワットには様々な種類があります。
大腿四頭筋を中心に鍛えるのであれば、膝関節屈曲・伸展動作が主体のフロントスクワットや、大殿筋やハムストリングスを中心的に鍛えたいのであれば股関節屈曲・伸展動作主体のバックスクワットなど様々です。

特に女性や、ダイエット目的のお客様で気になる部分や引き締めたい部分はお尻周りやモモ裏を指す方が多いのではないでしょうか。
そのため、バックスクワットがエクササイズで中心的な種目になるかと思います。

よくある間違いのフォームですが

・膝が中に入る(ニーイン)
  特にあるのがニーインです。立ち上がり動作の際に、膝が内側に入り込んでしまう
  と、足先と膝の向きがずれるため、股関節の屈曲が浅くなり、大殿筋やハムストリン
  グスにしっかり効きません。
  また膝関節は大腿骨と腓骨・脛骨でつながり、 大腿骨と脛骨を繋いでいる内側側
  副靭帯、大腿骨と腓骨を繋いでいる外側側副靭帯、大腿骨と脛骨を交差するように繋
 いでいる前十字靭帯、大腿骨と腓骨を交差するように繋いでいる後十字靭帯で、膝関
 節の屈曲・伸展・回旋動作に安定をもたらしています。
 足先と膝関節の向きがずれたままスクワット動作に入ると、靭帯に大きな負荷がかか
 りケガの原因になります。
 そんため、安全性を保つためにも膝が中に入らないように常にチェックする必要
 があります。

・胸を張らないで屈曲・伸展してしまう
胸を張らないと背中が丸くなってしまい体幹が前傾します。その状態でスクワットをおこなうと重心が前方にかかり、体幹が前傾します。前傾したまま起き上がり動作をすると、骨盤が後傾したまま負荷がかかり腰を痛めてしまう場合があります。
必ず胸を張り上体を起こし、お尻を引くイメージで行うことで股関節主体の動きになり、体幹の安定にも繋がるので安全に行うことができ、大殿筋やハムストリングスにしっかりと効かすことができます。

・膝が前に出すぎてしまう。
   膝が前に出すぎてしまうことで、膝関節に強い負荷がかか
  り膝を痛めてしまいます。また膝が前に出ることは、膝関節屈曲・伸展主体の動作に
  なり、太腿前側の大腿四頭筋に効果が出てしまいます。

・股関節屈曲が浅くなる。
  屈曲時に浅くなることで、大殿筋やハムストリングスに十分な刺激がいきません。
  自分の太腿が地面と平行になるくらいまでお尻を落とすことで、筋肉が十分に伸縮
  し効果が現れます。