サイドレイズで三角筋を鍛えましょう


こんにちはヨモです。
サイドレイズは肩(三角筋中部)を効かせる種目です。
三角筋は前部、中部、後部に分かれている筋です。
起始 鎖骨部(前部)、肩峰部(中部)、肩甲棘       部(後部)
停止 上腕骨の三角筋粗面

機能
前部 肩関節屈曲、水平内転、内旋
中部 肩関節の外転
後部 肩関節の伸転、水平外転、外旋

ちなみに肩関節は、肩甲上腕関節、肩峰下関節、肩鎖関節、胸鎖関節、肩甲胸郭関節の5つの関節から構成されています。

肩の動きの中心となっているのが、肩甲骨の関節窩と上腕骨の上腕骨頭が連結している肩甲上腕関節です。

この肩甲上腕関節は、球関節で3次元の方向性に動きます。前後、左右、腕を360度回せる(回旋)といったものです。
これを多軸性関節と言います。

三角筋を鍛えるためには、この前後、左右といった動きに負荷を与えると良いです。

前後に動かすのであればフロントレイズのように屈曲伸展をする種目。
左右だとサイドレイズのように外転内転する種目があります。

三角筋中部に効かせる種目として、ショルダープレスもあります。
こちらは、腕でバーベルやダンベルを頭上に持ち上げる種目です。肘関節の屈曲伸展が働き、上腕三頭筋僧帽筋にも負荷がかかります。
また肩関節が硬い人だと、頭上に持ち上げるまでに肩関節を痛めてしまう場合があります。

サイドレイズに関しては下記のフォームで行うことにより肩関節外転が働き、三角筋中部に集中してしっかり負荷がかかります。また肩の高さまで上げるので、肩関節が硬い人でもやりやすい種目であります。

サイドレイズのやり方

・ダンベルを両手に持ち、肘は少し曲げる。
・足は肩幅位に開き、上半身は前傾気味にす
   る。
・肘を軽く曲げたまま、自分の肩の高さ
   まで上げる。
・同じ軌道でダンベルをゆっくり下ろしてい
   く。

 勢いよく反動をつけたりフォームが崩れたり、
肩の高さ以上に肘を上げると僧帽筋にストレッチがかかり、三角筋に負荷がかかりにくくなるので、
最初は、軽い重量で反動をつけずに行うことが大事です。