パーソナルトレーナーになるための研修②

2015年10月15日

パーソナルトレーナーになるための研修②

本日、朝9時~10時半までの1時間半研修を受けました。

まずは、初回セッションからリピート顧客にしていくための復習を行ないました。
身体は1回だけのセッション・トレーニングでは変わることはできません。何回も通って頂くことで成果が得られるのです。そのため初回セッションというのはいかに信頼を得て、通ってもらうかが重要なのです。

①カウンセリング
②評価
③プログラムデザイン
④トレーニング
⑤フィードバック

この5つの中には全て大事ですが、1番最初の①カウンセリングで信頼を得なければリピーターにはなって貰えないです。
信頼を得るためには、
お客様がなぜ此処に来たのか…
ただ単に痩せたいのか、それとも筋肉をつけたいのか…
なぜ痩せたいのか、なぜ筋肉をつけたいのか…
痩せて何したいか、筋肉をつけてどうしたいか…

深く深く掘り下げていかなくてはいけません。
また、ただ単にヒアリングするだけではなく、こちらから
成果が出た後のプラスのイメージを伝えてあげるのが大事だと学びました。

例えば
クライアント様が女性で、出産後3年で20キロ太ってしまった場合
・3年前の体型に戻したい(20キロ痩せたい)
・全身引き締まった体
・特にお尻とお腹周り

全て出た要望の中で、1番に成果を出したいものをどんな時にそのように思うのかなど、聞き込んでいきます。

洋服がキツイから20キロ痩せたい、写真を撮った時に綺麗に写りたい
なぜそう思ったのか?誰かから嫌な事を言われたのか、もしくは数ヶ月後に
大事なイベントがあるのか?
などヒアリングで聞く、もしくはイメージをする必要があります。

今回の場合だと出産後3年がキーワードになり、最低でも3歳の子供がいるという事がわかります。であればもしかしたら子供が七五三かもしれない、幼稚園か保育園に入園する可能性もあります。
20キロ痩せたらお子様との大事なイベントに綺麗になった姿で、好きな洋服を着て家族写真を撮ったりできますね。他の保護者の方からも凄い人気が出ちゃうんじゃないですか
などと20キロ痩せた後の話をすることで、より一層お客様の気持ちに乗る事ができ信頼感が得られます。


評価(KPI)については、お客様の第1の目的にどうやったら最短距離で結びつくか、どこが問題なのかをその場で考えなくてはいけません。
漸進性の原則がありお客様の身体の発達に合わせて、徐々にトレーニングの強度を上げていく事で、目的達成につながります。毎回同じ強度のトレーニングや種目では、身体は進化していかないからです。
そのためには解剖学や栄養学、運動生理学などの知識や理論。そして現場での実践(見る事)が必要になります。

そして本日はカウンセリング~フィードバックまでロープレを行いました。

反省と致しましては、やはり1番最初のカウンセリングの掘り込みが出来ていないのを実感しました。
また、お客様がなりたいイメージ像やなった後の自分の印象を膨らませてあげると、もっと会話が弾みやすいと感じました。
このカウンセリングで具体的にお客様の事が分かると、評価に繋げやすく関連したトレーニングに移行できると思います。
例えば、お腹周りを痩せて腹筋を割りたいという人であれば、体重測定などをして、
腹周りの脂肪を燃やすため下腹部を鍛えるレッグレイズをやり、何回出来るのか?
フォーム修正を交えながら、筋力の評価・実際にトレーニングをしていきます。

フィードバックの時にまとめとして、
現在のお客様の身体状態を話して
今後1週間に~回トレーニング、~自宅でトレーニング、食事指導すれば
2ヶ月後には5キロ痩せて、腹筋も割れます。と言い切ります。
また、身体が変わった後のイメージを持たせるのも重要です。
腹筋割れて5キロ痩せたら、女の子にモテますね\x{203c}\x{fe0e}
など想像を膨らませてあげなくてはいけません。


カウンセリング=信頼を得ること
これをまず、最重点に
会社の先輩・後輩を練習台に、
復習をします。
今後は実際に協力者の方々の身体が変わっていくように、カウンセリング~トレーニングまで一貫して行って、まず経験を積んでいきます。