お酒による身体への影響

f:id:nozomu1783:20160928204554j:imageお酒は気分を楽しくさせてくれたり会社や友達付き合い、イベント等でもついてまわるものです。1日の締めくくりとして毎日晩酌をされる方や、トレーニングした後に一杯飲む
人もいますよね。確かに筋トレをして汗をかいた後に飲むと美味しいかもしれませんが、実は身体に対してとても勿体無い事をしています。
さらにお酒を飲み過ぎると二日酔いになったり体調を崩すだけでなく、筋肉にも悪影響を及ぼします。
  
☆お酒がカラダに与える影響

・筋肉の成長を邪魔する
 筋トレをするとテストステロンという成長ホルモンが体内にて分泌されます。お酒を飲
 むとテストステロンの分泌量が下がります。また、コルチゾールというホルモン(ストレスホルモン)の分泌量が上がり、筋肉が分解されてしまいます。
 筋肉の成長が阻害、さらに筋肉が分解されることでトレーニング効果が下がってしまいます。それも40%以上も下がるのです。

・二日酔い、体脂肪がつきやすくなる
 お酒を飲むと体内では胃や腸管で吸収された後、肝臓内の酵素(アルコール脱水素酵素)によってアルコールはアセトアルデヒドという有害物質になり、さらに分解され酢酸になり最後には水と二酸化炭素となって体外に排出されます。このアセトアルデヒドを分解するのに必要なのがビタミン(B群、C、ナイアシン)とミネラル(亜鉛)です
 ビタミン、ミネラルが体内で不足するとアルコールの分解が間に合わず、アセトアルデヒドが増加し、嘔吐や二日酔いなどの症状を起こします。
またビタミン・ミネラルは体脂肪を燃焼させる効果がありますが、飲酒によってアルコールの分解に使われてしまうと、不足して脂肪が燃えにくくなります。
お酒を飲む日には必ずビタミン、ミネラルを摂取したいですね。


日頃頑張っているトレーニングでも、その後にお酒を飲んでしまったらほぼ水の泡になってしまいます。一生禁酒をしよう!!と言ってもいきなりは難しいと思いますが、
いかに効率よくトレーニングをして無理なく身体を変えていくために、飲む日と飲まない日を設けたり、少しずつ減らしていくというのも一つの手だと思います。気づいたら全然飲んでいなかった!ということもあります。