適応性

トレーニングへの適応

トレーニングには短期的適応と長期的適応というものがあります。短期的・長期的の両方ともトレーニングの原理原則に従うことによって適応性というものが得られます。
トレーニング原理は、漸進性の原理・可逆性の原理・過負荷の原理があります。これらの原理に従うことで身体はより強い強度に適応していきます。

短期的適応とは、トレーニング中や直後などトレーニング開始最初の2~3か月までは金筋肥大や筋力UPなどは起こりにくく、神経筋促通という神経に働きかけてより強い強度に適応することです。
短期的適応が起こると、筋タンパクの合成促進・体内のクレアチン量が増えるので、長期的にトレーニングをすると筋肥大や筋力が上がるといったものです。注意する点としては体内に水素イオン・無機リン酸・アンモニアが増え、トレーニング後に倦怠感や疲れが出るなどがあります。
長期的適応は、3か月以上トレーニングを続けていくことにより骨形成の促進が起こり骨粗しょう症の予防にもつながります。またインスリン感受性の向上により、糖質・脂質代謝が上がります。そのためより太りにくいカラダになります。
お客様に長く続けてもらうためには、長期に行うことのメリットを話すことが重要です。