ストレッチ研修 僧帽筋の入れ込み

ストレッチ上肢編 確認

ペアストレッチの上肢をおこないました。
最初の肩甲上腕関節の可動域チェックでは、屈曲・外旋・伸展を回しながらおこないます。上腕を引いたときに、上肢が固定されていないと、身体が逃げてしまい確実な可動域のチェックが出来ません。特に私の場合、引く動作で身体の固定が弱いため逃げやすいです。
脊柱の横突起の抑え込み回旋を促す所はやや母指の入れ込みが強い所がありました。特に腰椎部に関しては、多くの場合過伸展の状態が多いです。なので、腰椎部は横突起よりも起立筋の筋腹を抑えた方が、腰部の緊張が抜けるかと思います。
大胸筋の揉捏ですが、上中下と分かれ、特に使う箇所と言えば中部・下部繊維になります。触れながら、硬さをチェックします。
肩甲骨下角~内側縁~上角までの入れ込み、僧帽筋の母指圧迫の入れ込みともに最後の押しがあり、そこが癖になっているとのことでした。自分ではまったく気づかなかったことで、その一押しが嫌に感じるので直さなくてはいけません。

そして、僧帽筋~肩甲挙筋間、僧帽筋~棘上筋間のリリース、僧帽筋リリースをおこないました。中部あたりは掴みやすく入れ込みもしやすいですが、下部になるにつれて緊張がある方だと入れ込みはかなり難しくなります。その場合は、優しくもみほぐす程度で終わらせ、痛みが少ない部分から入れ込んでいき徐々に回数を重ねて入れ込めるようにしていきます。
強すぎても逆に緊張してしまうので、1~10のあいだで3の強さが我慢できる痛みと捉えヒアリングしながらやる事が大事です。
その研修をおこない、昨日セッション最後のストレッチで実践し、入れ込みをおこないました。ストレッチ後は僧帽筋の硬さもとれ、肩甲骨の入れ込みも入りやすく、何より肩が軽くなったと言われたのは効果的だと感じました。