メンタルセミナー

 

ベストボディが終わった後、メンタルセミナーを受けました。メンタルというと私のイメージでは「メンタルが弱い」、「気弱な人」がメンタルトレーニングを受ける印象でした。
実際、講師の所に来る方は、プロスポーツ選手やトップアスリート、企業の重役の人などらしく、心が弱い人よりも、タフな人がメントレをやる場合が多いそうです。
 メンタルトレーニングとは、緊張のコントロールやルーティーン集中力、焦りや不安をコントロールする力です。そのため、クライアントの気持ちのコントロールをしながら、コミュニケーションスキルを磨く事が大事です。

お客様の心を開かせるにはどうすれば良いか?それは「傾聴・共感・相手事由」です。
・傾聴のポイントは途中で話しを遮らない、顔だけではなく全身を相手に向ける、腕組みしない。→心を閉ざしている意思表示です。話している時にお客様が腕組していたら、何か
 隠しているか、話を聞いていないかもしれません。

・共感ですが、男性は答えが見つからない時や、悩んでる時、他の人に聞いて解決する傾向が強いそうです。対して女性はすでに自分の中に答えを持っているため、相談に乗るときはその答えをまず聞いてみる事が大切だそうです。「あなたはどうしようと思ってるの?」
 と聞くことですね。特に女性は感情を大事にする生き物だそうなので、「それはん悲しいですねえ」、「うれしかったでしょう?!」と感情に共感すると食いつきます。
 
・相手事由は、トレーナーさんが居ないと、私はダメになってしまうんですと、依存する事です。いないと勝てない、不安になるなどでパフォーマンスや仕事に対するモチベーションが下がったりします。その原因としては、「俺がこの人を、キレイにしてあげよう!」と強く接したり、なんでも噛んでも優しく接したりする事です。
 例えば、糖質カットをしようとしない人に対して、なんでしないんですかなどとヘラヘラ、友達のように接してしまうとお客様もその状況が楽しくなり、次もその次もその状況を楽しもうとやってこないのです。
 なので、時たま突き放す事も大事ですし、お客様から求めてきたら、自分が答えるスタンスも良いと感じました。
 特に女性の方にたいして、プライベートな事を共感しすぎたり、聞いて肯定しすぎると
 恋愛感情を持たれ、非常に面倒くさいです。

共感や傾聴はいつもスタジオセッションで意識している事でした。相手事由に関しては、深く関わっているお客様が居ないので依存されるようなことはないですが、自分が変えて見せるんだという思いは考えてみると結構あるので、あくまでお客様の自主性を引き出して、自分から率先してやる様な雰囲気を作らないといけないなと感じてます。

約2時間ほどメンタルセミナーを受講して気になり、実行しようと思ったのは、
「ご機嫌リストの作成」です。
お客様にもいつお疲れていて余裕がないクライアントさんとかが居ます。会社のパワハラや家庭でのストレスなどで休みでも頭の中がごちゃごちゃの状態の人とか…
そういった方はストレスをコントロールする手段が非常に少ないみたいです。例えば、ストレスを発散する方法を15個即座に挙げられるかというと、挙げられないかと思います。
ちなみに私ともう一人のトレーナーは挙げられませんでした。
ストレスの発散は、癒し、リフレッシュ、楽しいという健康的なものに限ります。自分がそれで機嫌が良くなるかで判断しさらに具体的な方が良いです。
1日休みがあっても仕事で疲れている人は、頭の中に必ず仕事の事が残っています。なので、1日じっくり休んでくださいと言ってもそれは無理だそうで、1時間だけ好きな事してみるなど徐々に始める事が良いのです。

ペアになって自分の機嫌が良くなる事を即座に言うとなると、パッと思い浮かばないもんだなと感じました。自分が何をすると休まるのか?どんな小さなことでも書き溜めておくことで、身体も心も休まり、競技パフォーマンスも挙がったり、仕事も効率良く出来るのではないでしょうか。