インストラクション コネクティング

 

インストラクション研修 コネクティング

インストラクションには、ロールモデルコーチング、コネクティング、ディレクティングがあります。それぞれ役割があり、
ロールモデル…トレーナーがモデルになり、正しいフォームや間違いフォームを見せる
       こと。
コーチング…キューイングや煽り、抑揚など
コネクティング…お客様に信頼してもらうこと。
ディレクティング…演出。キャラを変えたり、音楽を変えたりといつもと違う雰囲気を出してみる。

今回はコネクティングに関しての研修をおこないました。
コネクティングには
・サンドイッチ… 良い所を褒める、修正点を伝える、良い所を褒めることです。
これをする事でお客様が出来ているポイント、出来ていないポイントを
意識するようになります。また、トレーナーが明確に伝えることで、お客
様は自分を見てくれていると思ってくれます。
・アイコンタクト…アイコンタクトは短すぎても長すぎても良くありません。例えばずっと相手の目を見ていると、圧力を感じてしまい怖がられることや、チラチラ目線を外すと今度は挙動不審で自信がないんではないかと思われます。結果信頼が薄くなる場合があります。アイコンタクトは2~3秒が
         丁度良いと言われています。
・名前を呼ぶ…  名前を呼ぶのは、お客様との親近感を持たせることに重要です。最初は苗字から、ある程度通われて慣れてくれば、下の名前で呼ぶことによりさらに親近感、友達のように何でも打ち明けてくれるようにもなると思います。最低でも1セッション内で3回以上は呼びたいところです。
・尊重…     お客様の中にはさまざまなタイプの方がいます。トレーニング指導をする上で説明していきますが、説明を聞きたい人、トレーニングを見たい人、とにかくやりたい人に分かれます。
         こういったタイプはセッション内で見分けていく事が必要です。
         例えば、説明を聞きたい人はこの効果があるので、この種目をやりますと伝えますが、見たい人にはまず、「ちょっと見ててください、ダンベルプルオーバーをやります。(実際やる)これをやると背中の広がりが出て逆三角形の身体になります」と伝え、やりたい人には安全管理以外のセットアップは省いて、やらせてみます。
・自己開示…自己開示はミッション、つまり自分の使命をお客様に伝えて共感、感動しても
      らい、信頼を得るかです。例えば、サラリーマン時代10㎏太ってしまい、スーツがきつかったんです。その当時のお客様にも太ったねと言われてしまい、それが嫌で10㎏痩せたんです。トレーニングして痩せたので筋肉もついて腹筋も出て、自分に自信が持てたし、サッカーでも脚が早くなって皆に褒められたんです。身体が変わると周囲からの目も変わる、自分の気持ちも自信が持てるようになって、いろんなことに挑戦できるんです、お客様にはトレーニングで身体が変わっていく事で色んな事にチャレンジできる気持ちを持ってほしいんです。など、自分の使命を伝えることです。

・セッション外トーク…セッション中のインターバルやストレッチ中にプライベートのことを話します。これはお客様との共通点を探して、親近感を持たせたいです。
      お客様が普段何をしてるのか、何が好き嫌いなど何でもいいのでとにかく自分のプライベートと当てはめることが大事です。
・要望を聞く…セッションの中盤、終盤あたりになってくるとお客様は初回の要望とは違ったことを思い描くこともあります。途中から腹筋を割って、子供を喜ばせたいなど欲求が出てくるので、どこかの節目でお客様にはヒアリングしてみることです。
       ストレッチを長くしてほしい、腹筋種目を多くしてほしい、好きな音楽をかけるなど、こちらから提案するとお客様も自分の要望を応えやすくなると思います。