トレーニング実技 セルフストレッチでのフォーム指導

トレーニング実技・ストレッチ セルフストレッチの手法

昨日はトレーニング実技とセルフストレッチについておこないました。トレーニングにおいて信頼を得るためには何をすればいいのでしょうか?

信頼を得るためには?
・効果
・安全性
・お客様の要望に沿っているか
・効率性、再現性
これらは専門性というくくりに分けられ、それに人柄が加わる事でお客様から信頼を得ることができます。いかに専門性が高くても、無愛想であったり喋り方がキツかったりすればお客様は来たくないと感じるかと思います。

私が勤めているパーソナルスタジオではダイエット目的の方が多いです。
ダイエットに必要なもの、強度、FOODマネージメント、柔軟性です。
平均すると、お客様は週に1回来店してトレーニングをします。スタジオトレーニングでの強度は十分かと思いますが、それだけでは痩せる事は出来ません。
週1回スタジオトレーニングの場合、ホームトレーニングを週4~5回やる必要があります。プラス食事管理です。
家でのトレーニングはスタジオとは違い器具等ないため、自重トレーニングに限られていきます。

今現在、お客様に提示しているホームトレーニングを思い返してみると
Rクランチ、クランチ、ツイストシットアップ、プッシュアップ、SQ、ランジ、ダンベルカール、フレンチプレスです。
セルフストレッチに関しては、
ハム、ふくらはぎ、肩甲骨内転、開脚、ストレッチポールのストレッチをおこなっています。

前屈・後屈・開脚・しゃがみ込み・クラッチと柔軟性評価があります。
前屈→ハム・腓腹筋・脊柱起立筋
後屈→腸腰筋・腹直筋上部
開脚→内転筋群・ハム・腓腹筋・縫工筋・恥骨筋など
クラッチ→大胸筋・三角筋・広背筋・前鋸筋など

評価をして緊張短縮している筋肉にアプローチする事で柔軟性が改善します。
柔軟性が改善する事で、パフォーマンスの向上、筋力アップ、そして怪我の予防に繋がります。
例えば、スクワットでしゃがんだ時に上半身が前傾気味になってしまう。これは腸腰筋の緊張短縮が原因であると考えられます。
そこで、セルフストレッチを入れることでやる前とやった後で違いを感じてもらいやすくなります。
しゃがんだ時につま先立ちになってしまうのは、腓腹筋の緊張があるので壁を使ったセルフストレッチをおこないます。自宅でもできるようなセルフストレッチをおこなうことが大切だと感じています。

トレーニングだけでなく、お客様に分かりやすく伝えるためには要点をまとめて話すことが重要です。私にはこの要点をまとめて話すことが苦手で、ごちゃまぜになったり、長くなる傾向が多いです。
トレーニングのフォーム指導での要点としては、
1、 メリット 
2、 注意点 (注意点としては、この2つです。)
胸板を厚くして、シャツをカッコよく着るためにベンチプレスをやります。
注意点としては2つあります。胸を張り続けること、そして最後は柱にぶつけてから
降ろすこと。これだけです。
と最初、注意点は2つまでが良いです。それ以上になると聞いていなかったり忘れてしまう場合があります。
そのほかの注意点に関しては、行っている最中やインターバル中に修正していく事で徐々に良いフォームへと変化していきます。

各筋肉のセルフストレッチに関して、曖昧な部分がありました。
三角筋や、三頭筋・二頭筋など、どのポジションでどういった物を利用して行えば良いかわかっていませんでした。
壁やベンチ台、パワーラック等が利用できるので、それらを利用しておこなうこと。
そして、お客様に説明するときには、自宅ではこういった物を代替えとしておこなうことを話すことでより自宅でもやりやすく感じるかと思います。