IDストレッチ 1

IDストレッチは各筋肉の伸張性低下を対象に、筋緊張の低下・関節可動域・柔軟性の改善を目的として行われます。


ストレッチをすることで
・筋緊張の低下
・関節可動域の改善(柔軟性)
・筋痛の緩和
・血液循環の改善
・ケガの予防
・運動パフォーマンスの向上

等が得られます。
ストレッチを正しく行うためには、各筋肉の名称、起始・停止や、関節の位置、機能等を理解していなければストレッチをしたい部位に施術することができません。
また、手動筋・拮抗筋・協同筋など一つの動作で多くの筋肉が動くため、どれが
原因を起こしているのか判断しなくてはいけません。
伸張している筋肉をストレッチをしても逆に伸びきってしまい、かえって悪影響を及ぼす場合もあります。

このIDストレッチは関節の動きを利用して行なうため、筋に対しては関節的、直接触れないストレッチになります。
このIDストレッチで伸ばすのが困難な場合、母指や肘などで直接ストレッチする方が効果があります。
母指等で圧迫することにより、筋繊維中の筋硬結部分を直接触れることができ、筋痛などを減少させてくれます。