本日の研修 コーチング&キューイング

本日の研修

本日は最初に、前回のコーチング・キューイングについて復習しました。

コーチングには3つの重要性があり、
1 なぜこの種目をやるのか
2 その種目をやることにより、何が得られるのか
3 どのようにやるのか

キューイングには
・イニシャルキュー (セットアップ・基本動作・安全)
・フォローアップキュー(フォーム修正・フィーリング)
フィーリング→お客様に伝わりやすく、常に「なぜ」「何が」「どのように」を意識して説明する。
例:ベンチプレスなら、相撲の突っ張りの様に~、重たい壁を押す様に~など。
・モチベーショナルキュー(あおり、鼓舞、集中)
3セット目は特にお客様が疲れている時です。そのタイミングで集中する様声を掛けることで、よりお客様のやる気を引き出すことができます。またケガの防止、鍛える筋肉をより刺激することができます。
このモチベーショナルキューは、お客様の本来のニーズを把握していると、具体的に煽ったり鼓舞しやすいです。
トレーナーにより、煽り型タイプや鼓舞を多く取り入れる人がいるので、キャラが出やすい部分です。


トレーニング中でのコーチングには表現・抑揚・ビジュアル・タイミングが必要不可欠です。その内容についてもアウトプットします。

・表現(視覚・聴覚・触覚)
視覚はお客様が目標達成後、どのような姿になっているかをイメージさせる、言葉で分かりやすく伝えます。お客様のニーズが分かっていると話しやすい部分です。カウンセリングの段階で聞けなかったとしても、トレーニング中に打ち解けて、本当のニーズを話してくれる場合もあります。
例:背中が広くなったらスーツがカッコよく着れて、もっと人気が出ちゃうんじゃない
    ですか\x{2049}\x{fe0e}
聴覚は目標達成後、他人や家族、会社の人から何て言われたいかを質問もしくは想像し投げかけるものです。
触覚は目標達成後、他の人から触られて羨ましがられることを話して、お客様に想像させます。

表現はお客様のニーズをしっかり分かっているという再認識とともに、お客様からもこのトレーナーはしっかり自分のニーズを分かってくれているんだなと安心します。コーチングでの基本3原則をしっかり出来る事で、この表現が的を得て話せるようになります。


・抑揚(声の速さ・声の大きさ・高さ《キー》、明確さ)
声の抑揚を変えることでお客様からの印象がもの凄く変わります。常に一定のキーや高さだと感情がこもっていない様に感じられてしまい、悪い印象になります。
そのため、大きい声や逆に小声で重厚感があるようなトーンで抑揚をつけてお客様を引きつけ勇気付けたり、お客様を煽ったりする時は大きな声で力を出し切れるように抑揚を変えていきます。

・ビジュアル(手・目・顔・脚・腕・アングル・大きさ)
ビジュアルは、お客様のトレーニング指導時に、
手で身体を触って鍛える部分を意識させたり、顔をしっかり見て話す、トレーニング動作中はしっかりと身体を観察します。
自分の身体で、伝わりやすくするためにする表現方法です。
例えば、スクワットが残り1セットであれば言葉だけではなく、自分の指で表現して話した方が伝わりやすく、お客様も集中してトレーニングに移行できます。
またお客様にフォーム修正や見本を見せる場合は、お客様にしっかり確認できるアングル、そして大げさに動作をすることでしっかり伝わります。

・タイミング(1~2テンポ早く)
タイミングはトレーニング動作中に、修正をかけたりするときに動作に入る前に伝えることです。
動作中に修正をかけても直りませんし、集中力が途切れてしまいます。特に3セット目のモチベーショナルキュー時は、お客様が疲れきっている時で、フォーム修正をする余裕がありません。3セット目は追い込んで力を出し切らせることが重要です。
なのでフォームアップキューの時に1~2テンポ早く修正をかけるのが重要です。

以上の内容を本日は実践も含めて行ないました。
コーチングでの基本3原則がしっかり把握していないと、お客様にキューイングやコーチング動作がスムーズにできません。
基本3原則をマスターするためには、機能解剖学を知識としてもたないといけません。そこが自分には全然足りていない、勉強不足なので再度その部分を丸暗記していきます。