反復性の原則

反復性(継続性)の原則

反復性(継続性)の原則とは、トレーニングをして効果を得るために継続的に行なうというものです。
トレーニング効果というものは、一回や二回だけトレーニングを実施しても効果は現れません。長期間することによって効果が出始めます。
この継続することが難しいという人がたくさんいらっしゃいます。それは自分の目標設定が曖昧であったり、ハードルを高く設定していることで途中で挫折したり、ケガなどによりトレーニングを辞めてしまうケースがあるからです。

そのため、トレーナーはこの反復性の部分にスポットを当てて、お客様が継続してトレーニングできるようにプログラムをしていかなければいけません。
最初から高いハードルを設けるのではなく、その人に合ったハードルを設ける必要があります。
例えば週4回ジムにこれる人でも、週2回に設定させることで、最初から意気込ませることなくトレーニングに打ち込めるようになります。週2回から3回などトレーニングを増やしたい要望があれば、「凄いですね、やる気マンマンじゃないですか」など褒め上げることもモチベーションUPにつながり、継続的にトレーニングを行なってくれるポイントでもあります。

また反復性の原則は、トレーニングの種目に関しても1回だけではフォームであったり力を入れるポイントなどが絶対に分からないため、何度もやりこむことが重要です。

例えばベンチプレスに関してもたった1度のトレーニングでは、肩甲骨を寄せて胸を張ったり、反動を使わないように挙げたりなど、その時教えられて、頭は覚えたとしても身体は覚えきれていません。
2回,3回…4,5…と何度も行うことによりしっかりしたフォームになり、鍛えたい部位にしっかり負荷がかかります。
そのため、お客様の目標設定を再確認した上で、できる種目に関しては負荷を上げるか難易度の高い種目へ切り替え、出来ない種目に関しては出来るようにするため代替種目や、身体の歪みを取るためストレッチの指導・施術をして必ず出来るようにプログラムを作らないといけません。お客様には、やり続ければ必ず結果がでるんだと思わせることが凄く大切です。