パーソナルトレーナーになるため 研修①

パーソナルトレーナーになるため 研修①
2015年10月12日

こんばんわヨモです。
本日は品川のパーソナルスタジオで研修を受けてきました。

まず、パーソナルスタジオやフィットネスクラブに来られる人は、2パターンに分かれます。
リピーターのお客様か新規のお客様(体験レッスンなど)です。
その中で新規のお客様から、いかにリピートを取るセッションを
学びました。リピートを取る為には初回のセッション(体験)が非常に重要です。


リピート取得のためのセッションとは
①カウンセリング
まずは、お客様がなぜパーソナルを受けるのか、どのような体型、どのような人物になりたいのか、どの部位を痩せたいのか・鍛えたいのか
お客様の求める事を深く掘り下げていき全てヒアリングします。

その中で、1番手に入れたい部分、2番目に手に入れたい部分など優先順位をつけて、なぜそう感じるようになったのかも聞く事で、よりお客様のニーズが具体的になっていきます。
このニーズ分析を深く行なう事で、信頼を得る事に繋がります。
ニーズ分析が上手く出来ないと、お客様に合わせたセッションが出来なくなります。

②評価
カウンセリングを行ない、お客様のニーズや運動経験・生活スタイルなど聞き出しができたら、評価に移ります。
例えば身長・体重・筋肉量・体脂肪率基礎代謝などを測定し、お客様の現在がどのような状態なのか評価をします。

③プログラムデザイン
プログラムデザインとは、ただ単に筋トレのメニューを作るものではありません。
例えばお客様が大胸筋を鍛えたいとなった時、じゃあベンチプレス~回やりましょう。次にダンベルフライ~腕立て伏せやりましょう。とただ単にメニューをこなしていくのが、メニュー作りです。
これはフィットネスクラブに多く、マニュアル通りのスタッフになってしまっています。フィットネスクラブのスタッフの現状は、学生のアルバイトが多く、長くても経験人数3年~4年の者です。そのためパーソナルの経験人数が少なく、またマニュアル通りにしか教えられないというのが正直な所です。

プログラムデザインというのは、
例えばお客様で背中を鍛えたい人がいたとします。チンニングをやってもらったが1回も出来ず、上体を上げる事も出来ない…
この場合、チンニングを出来るようにするため代替種目であるラットプルダウンや、腕の屈曲に使われる上腕二頭筋のトレーニングなど、
筋肉・関節の連動性を意識して、どうやったらその種目が出来るようになるのかを考えて、基本的なエクササイズから専門的なエクササイズへ、筋力強化に繋げられるように
変化させていく事がプログラムデザインなのです。

④トレーニング
トレーニングは実際のデモンストレーションや、補助が出来るか、安全リスク管理、フォーム修正や、ストレッチなどです。
特に安全リスク管理や補助がしっかりしている事で、お客様の安心感は増します。またトレーニング後のストレッチを繋げていく事で、ここでも信頼感を持ってくれます。

⑤フィードバック(クロージング)
ここまでの①~④までのセッションをフィードバックさせ、もう一度カウンセリングをします。ここで例えば
今後、このくらいのペースで通って頂くと1ヶ月で3キロ痩せれます。
どのくらいの頻度で、何曜日来れるか、金額の話をします。
通う通わないはお客様の自由なので、判断はお客様に投げかけます。


以上①~⑤までがセッションの流れでしたが、
①カウンセリング
②評価
③プログラムデザイン

上記3つは特に、プロに求められる部分です。
カウンセリングでニーズ分析をし信頼を勝ち取らなければ、
正しい評価やプログラムデザイン
ができません。

そのため、カウンセリングロープレを行ないましたが、
やった感想としては

ヒアリング不足
簡潔に聞き取りが出来ない
ニーズの追求ができていない
会話や行動が硬い
など散々たる結果でした。

改めて会話の重要性というのが再確認できました。お客様の印象によっては、くだけた感じで話した方が良い場合もあります。そういった見極めも今後、大事にしてヒアリングをしていきたいと思います。